介護保険の最新動向② ケアマネージャー合格率低下 と 外国人労働者の受け入れ開始

前回は介護職を目指す方に直接関わるキーワード「消費税改定」と「介護職処遇改善」に関して説明しました。

前回記事を読みたい方は↓

介護保険の最新動向① 消費税改定や介護職の処遇改善が及ぼす影響とは?

今回は働く環境の変化に関するキーワードとして「ケアマネージャーの合格率低下」と「外国人労働者の受け入れ」について説明したいと思います。

H30年のケアマネジャーの合格率は10.1%

通常、ケアマネジャーの合格率は15%前後ですが、H30年は10.1%と過去最低となりました。

これに対し様々な見方が出来ると思いますが、当社では、ケアマネージャーの重要性が高まっている為、

試験内容がよりシビアなものになっているのではないかと考えています。

ケアマネージャーは、介護において必須の存在であり、地域包括ケアのハブとしての役割も期待されていると思います。

今後更に重要性は増していくでしょう。

その分、やりがいが増したとも取れます。

ケアマネージャーへのハードルはより高くなりましたが、ぜひチャレンジして頂きたいと思います。

 

国はH31年から、新たな外国人労働者の受け入れ加速

改正入管法が成立し、H31年4月より施行されました。

簡単に言うと、就労のための在留資格を、専門的な知識などを必要としない単純労働分野にも解禁したことになります。

これにより、外国人労働者の受け入れが今後より一層加速していきます。

特に人手不足が深刻化する介護現場にも、多くの外国人労働者が助けになってくれることでしょう。

ただ、どうしても国それぞれ文化の違いはあります。

言葉の壁もあります。

これまで簡単にできていたことが、思うように進まないことも増えてくることでしょう。

それでも貴重な戦力であることに違いありません。

今までのやり方に固執せず、新たなパートナーとうまく付き合う方法を業界全体で模索していく必要があると思います。

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Posted by okanocare