倒産を経験して
代表岡野は、過去に一度倒産を経験しております。
それは非常に苦しい体験でしたが、多くのことを学ぶことができました。
今苦しい立場にいらっしゃる方に、そこからもう一度立ち上がる為のご支援がしたいと願っています。
どんなことでも良いです。まずは一度ご連絡ください。
一緒になって現状を少しずつ前に進めていく為の方法を一緒に考えます。
質問者:倒産っていう大きな転機を迎えて、そこから復活してこられて倒産したからこそ学べた
一番のことは何ですか?
岡野:『自分を否定しないと成長はない』ということです。
『自分は何も知らないが、知っているとも思っていない』と哲学者ソクラテスはそこを言うわけです。
(『彼は何も知らないのに、知っていると信じている、私は何も知らないが、知っているとも思っていない。』)
『自分は何も知らない』プラトンはそこを吸収するんですよ。
哲学がなければ人生もないし、社会もない、
だから、古典の倫理、哲学そこはきちんと把握しないといけない。お金儲けのためではない。
根源は何か突き詰めないと倒産から復活のスタートには立てません。
倫理と哲学が身に備わる事が倒産のひとつのいいチャンスとなりました。
質問者:10年間毎日3時間勉強の時間を取るって、中々気持ちが続かないと思うんですけど
対する奥様が監視されているわけではないと思いますがさぼれないというか、
頑張ろうという空気が生まれているからこそ続けられているんですか?
岡野:いや(違います)。「倒産」が怖いからです。
今社会は、多分日本も6割は赤字会社だと思います。
その人たちはやっぱり真剣に生きていると思います。
なので倒産しないようにと。
僕は会社というのは、資本主義社会の中で、かつ自由主義(の中で)、どう生きようと、
どうやろうと構わないですけども、本質はどうかというと「あぐらをかいた」途端に会社が潰れます。
なぜかと言うと競争社会ですから。
競争で敗れた人は落ちてもらわないと困るんです。
その原則を自ら放棄するような経営者だったら、資本主義、自由主義の経済から脱落してもらわないと
社会の為にならないというシステムがある。
だから、人の1倍2倍の努力したって、そんなの誰もやっていますよ。
その数倍先をやらないと会社なんか沈没しちゃいますよ。
(社会が)腐っちゃいますよ。
質問者:それだけ大変なもの(人の1倍2倍の努力しなくたはいけない)ということを分かっていて、
かつ一度倒産というのを経験されて、それでもまた社長になって戻って来られるって言うのは
やっぱりそれは一国一城の主として頑張りたいという思いがあったからなんですか?
岡野:やっぱり、人を幸せにさせてあげたい。
自分は幸せになったんですよ。はっきり言って。
社長になった。それから一軒家も買った。
そして、最高の家族がいる。
素晴らしいスタッフがいる。
なんで俺は何もしてないんだろうかと思うですよ。
そうすると、やっぱり社会の為に何かこう「皆さん幸せになって欲しいな」って、
ふつふつと湧いてきて自分の私利私欲とか自分の私の会社だけってことじゃなく
「社会が幸せになって欲しいな」と(思う)。
人が幸せになってくれればいい。
やっぱり、そうですね。