私の今の家族

2019年3月19日

私を支えてくれている大切な家族について紹介します。

質問者:今まで経験を積み重ねてきて今でこそ安定なさってますけど、
紆余曲折あったと思うんですも自分の人生で支えになったこと、
また方っていらっしゃるのですか?
岡野:あの基本的には女房なんですけが、でも実はその女房のお義父さんが
非常に優れた方で(尊敬に値する方で)した。
なぜ、僕は女房のお義父さんを尊敬するかというと、
当時、女房は野村証券に勤めていました。
私は倒産して借金などをしていましたので、
(お義父さんが)「なぜ、岡野さんみたいな人と、倒産して家も何もない人
と結婚するんだと野村証券だったらそこそこ男がいるだろう。」と
それは当然だと思うんですけどね。
それで女房が(お義父さんに)
「お父さん、今、岡野さんは株で言ったら売りだろう。
二束三文の売りだと思う。
でもそのうち買いが入る。
なんでそれがわかるのかって言ったら私の感だと、
まあ理屈じゃないけど。」
それをお義父さんは飲んだ。
仕方がないと、そんな倒産して借金だらけだけど、
そこに男として何を望むのかと
そうした時、(自分は)人生では嘘を吐かない。
自分はこの人を幸せにしなければいけないなと思いました。
というのがお義父さんからの宿題(だと思っています)。
だから一生懸命「女房をどうしたら幸せにするか」(ということを)
真剣に考えています。
質問者:娘を信じてくれたお義父さんと、そのお義父さんと出会わせてくれた
奥様の存在が今の岡野さんを作り上げたということですか?
岡野:そうですね。
それが一番大きいですね。

質問者:勉強の時間を取って、お仕事を毎日忙しくされていると思うのですが、
奥様と話す時間は取れてるんですか?
岡野:そうですね。昨日も女房が(夜中の)12時位に帰ってきて7時まで寝てました。
質問者:奥様もお仕事なさっている?
岡野:ええ。でも要点は今もポイントポイント話しますよ。
だけども本質では一番繋がっていると思います。
会話だけ要点をポンポンと(話す)家庭です。
余計なことは言わない。
それはお互い時間がないから。
質問者:なかなか面白い形ですね。(笑)
岡野:ええ。僕は女房の下で働ければ、どんなぐうたらな夫でも出世する(と思っています)。
なぜかというと、女房に鍛えられれば、極端な話、私みたいなぐうたらな男でもここまで
これますから。(笑)
女房のおかげでしょうね。

質問者:娘さんはご結婚なさって・・・(いるのですか)?
岡野:いや。今は25と26歳ですね。
もう人生を楽しく(生きてほしい)。
でも一つ僕が言いたいのは、僕は貧しかったんで、結婚してから。
塾習い事は、一切大学卒業するまでさせなかった。
ピアノに行きたい、水泳に行きたい、塾に行きたい等
一切、習うなと。ならぬと。
自分で勉強するのが勉強(と思いがあったので)。
一切させなかった。
必要ない。
教えてもらうことは自分で勉強できる。
それは僕が11年間やってみせたから
朝、3時に起きて6時まで勉強する。
それを自分でやればいいんだよ。
簡単だよ。
勉強するってことが何も塾に行って勉強することではなくて、
学ぶことが勉強だということ。
人から教わるんじゃないよ。
質問者:岡野さん自身はアレですか。子育てには結構参加された方なんですか?
岡野:一切してません。
質問者:奥様に任せて・・・?
岡野:女房と女房のお父さんが非常に出来た人達だったから・・・。
僕はこの会社を生かしたいのと勉強の2つだけ・・・(やってきた)。

質問者:家族との時間を大事になさっているのかというと、
ポイントポイントではきちっと話をしているけど、滅多にやっていたわけではない?
岡野:一切、無い。
昔は背中で育てるんだと(あったけど)なるほどな(と思った)。
質問者:それこそ自分が勉強のやり方を見せるんだとか、
社会としての生き方を見せることで学びとってもらう・・・(という事ですか)?
岡野:そうそう・・・。
会話ですよ。
会話とやっていることを家族の中でやって見せるから
だから、家の娘が言うんですって。
会社の連中に(自分の生き方を)。
(なので会社の方々が)「岡野さんが男らしくって俺たちが女々しいのかな。」って
やっぱりそこに本音で物事を考える。
家族の会話こそが社会行ったときに(出る)、
その根源は家族でやってることを外でやってるから。
誰とでもみんなとコミュニケーションを心開くということですよね。
心を開かない会話というのは会話じゃない。
家族っていうのが一番いいコミュニケーションの場です。
だから、皆何を考えているかと言うことは、もうこういう人って分かる。
この人は人を幸せにしたいのか。
僕の会話というのは人を温かくしたい。
だから強気で言わない。
(優しい声で)
「おはようございます。
いつもありがとうございます。
はいお世話になっております。」
これが営業です。
質問者:面白いですね。

質問者:結構あのお子さんとの時間よりも、仕事だとか勉強がめちゃくちゃ
忙しいんだろうなっていう印象があったんですけど
家族とのイベント事はやられるんですか?
クリスマスだとか、誕生日だとか、年末年始どうこうとか、
そういうのは家族と一緒に過ごしてるんですか?
岡野:一切、僕はやりません。
質問者:(笑)・・・。そうなんですか。
岡野:昨日も娘の誕生日だったんですけれども、
娘2人と女房と3人で食事会行かなかった。
会社が全て。今勉強しなきゃいけない。
成年後見人もある。
家族のために、社会のために、そこまで2つはできない。
また、新しい施設に行くとかあったので・・・。
社会で困っている人は一杯いる。
そのために人生は捧げないと。
利益じゃないと。
困っている人は助けなきゃ行けない。
これからの時代はどうあるべきかとなった時に日本人らしい生き方って何かな
と思ったら、
「勤勉だよ。」
日本人の一番、僕は素晴らしいと思うのが、
勤勉さが日本人のルーツじゃないのかな(と思う)。
これを失くしたら、日本人じゃないんじゃないかな。
だからこの前、大阪なおみさんが色んなブーイングの中でも
「私の試合を見に来てくれて有難う。」と。
彼女の何を学んだかというと、『謙虚さ』。
人間として何が大事かというと
その謙譲は美徳という感じの礼儀。
礼節の礼を見せたから一瞬にして会場が拍手だった。
日本人の美学というのは勤勉。
勤勉の裏側は謙譲だよと、謙虚である。
勤勉と謙虚さは伴うんですよ。
威張った人、大体勉強してないですよ。
勉強しないです。
よく威張っている人がいるじゃないですか。
あの人は本当のことはわかっていない。
言っても無駄です。

Posted by okanocare